ジェネレーションギャップを感じるけど、それも面白い!

僕もまだ40代なので、ビジネスマンとしては中堅だけど(今の会社じゃあ平均年齢より下だしw)、最近は年下の経営者の方ともMTGをしたり、ご紹介を頂いたるするケースも増えてきまして、自分が歳を重ねていることを、今更ながらに思い知っております(笑)

ざっきーです、経営者専門の保険屋で、大好きなクライアントの事業の価値を向上させることを、財務(Finance)の視点でお手伝いし、リスク(不確実性)から、経営者の皆さまをお守りする事を、仕事と考えて取り組んでおります。

 

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基本的には、面談しながらお話しさせていただきますので、いろんなお話をすることになります。

僕の仕事の本質は、顕在化(表見化)している問題を解決するのは当たり前ですが、クライアントご本人が気づいていない、もしくは問題と思われている点が違うかもしれない、という潜在化した問題を抽出して、具体的な解決案を提示する事なんですね。

なので、直接は経営とは関係が無さそうな事柄でも、その方の価値観や感覚に、できるだけ触れるように、心掛けて話しているつもりです。

そのせいかどうかわかりませんが、それらのよもや話の中で、「これは、、、」と思うような世代的な価値観の違い、という事に遭遇する事があって、数年後の自分自身は、過去の遺物になっているんじゃないかと思うぐらい、びっくりする事があります。今日はそんな、びっくりした話をご紹介しますね。

 

まず、僕よりも若い世代は、間違いなくインターネットに接続された世界に、物心ついたころからいる世代かと思います。最近聞いた話で衝撃的だったのは、ある30代の経営者の方から聞いた話です。彼は、こんな事を言ってました。

 

「インターネットで検索した情報って、所詮、グーグルなど検索エンジンの

 バイアスが検索の段階で掛かっている訳で、ネット上の検索した情報を鵜吞みにして、

 それが知識だなんて感覚、そんな底の浅い、恐ろしいことしたくない」

 

ですって!僕、どうしよう、、、

まあ、一理ある部分もあるので、ちょっと突っ込みたくなりましてね。「だからSNSなど、知人友人からの情報が、大事な時代になったので、発信したり、繋がったりということが大事なんですよね」などという話をしましたところ、

 

「今の10~20代だったとすると、そのSNSの情報ってのも、

 facebookとかじゃ、これもバイアスが掛かっているし、広告はあるし、

 もう、手垢のついた感じの情報だからダメ、

 いまだったら、最新の情報はtwitterだし、いけてる情報はinstagrmだよね」

 

ですって!ひー!

twitterについては裏を取ったり、正しいかどうかのリテラシーも鍛えられるけど、マスコミや企業のバイアスのかからない情報を、それぞれの専門家が匿名でアップしている場合も多く、それぐらい、冷静に情報取得をおこなっているという事を教えて頂き、これは、僕らと、その上で世代の方が、踊らされたりしてるんじゃないかって思いましたもん。

 

また、旅行とか、フェスとか、ライブとか、レストランとかは、間違いなくinstagramなんですって。食べログとか、一休とか、あり得ないそうで!そんな手垢が付いてて、ステマかもしれない情報なんて、踊らされたくもないし、それに、そうゆう事はとっても格好悪いんですって。

これをジェネレーションギャップで片付けていいのか、って思うぐらい衝撃的でした。

 

もちろん彼はベンチャーの経営者だし、それ以外で、ある研究職もしているから、ちょっと飛び抜けているところはあるんだけど、何というか、すっげーなーって、率直に思ってしまう訳です。

自分自身を振り返っても、上の世代に反抗するパンクス的な気持ちはありましたが、マスマーケティングに振り回され、ブランド物を買い、流行を追ってきた自分自身のある部分を振り返ると、こりゃあ、ついてけなくなるかもしれん、って思いますもん。

 

まあ、ジェネレーションなどという大枠で切り取ってはいけないぐらい、多種多様な、いろんな価値観で溢れかえっているのでしょうが、僕自身は自分よりも若い世代の話を、まずは聴けるスタンスをお持ちつづけたいな、と思っていましてね。

でも、そうはいっても、今回の様に、感性のギャップが凄いと、全然、ヒアリングできなかったりするんですけど(泣)でも、さすがに、へー、ほーでは「おっさん、全然、つかえねえな」ってことになりますから(笑)ちょっと頑張って、今、当面のお悩み事はございませんか?などと拡大質問をしてみました。

そうしたらね、何と答えが「人脈作りを教えてください」と。

 

実は、その方、僕との話の中で、いろんな方の話が出てきまして、著名な方も多く、○○さんならお会いしたことありますよ、とか、○○さんとはお話したことがりますよ、なんて話が出ていたので、何をいまさら、君、人脈あるんでしょ?って聞いてみたら、驚きの事実を知りました。

 

人と会ったことがあるとうのは、セミナーや講演で見た、というレベルだし、話したというのは、名刺交換した、というレベルでした。僕は、保険屋のおっさんですし、そもそも紹介してくれた人からも、ざっきーは経営者のクライアントも多いし、人脈も豊富なんだ、と紹介されていたとの事。だから興味をもったと。そうか、そうなんだ、、、

僕ね、本当に人見知りのおっさんですって(汗)しかも、紹介ぐらいでしか、人とは知り合わないし、交流会とか、ビジネスのパーティーとかちょー苦手なのに、、、

 

でも、話をしていてわかったんです。そもそも、他人との関係性を人脈とかいうの、僕は失礼だと思うんですね。だって、仕事の関係の前に、まずは「人」でしょ!

そんなおっさんのたわごとなんかの話も混ぜながら、僕がどうやって人との関係性を、いろんな寄り道や、間違いを起こしながらやってきたのかを話したら、こんな風に言われました。

 

「僕らの世代は、ネットなどで繋がっていると思っているけど、

 実はリアルではそれほどでもない。実際に目の前にいても、

 メッセンジャーやラインでやりとりしてしまう。

 でも、ざっきーさんは、会ってから、ずーっと僕のことを聴いてくれて、

 いつも間にか話しちゃっている。実際にあって話すという世界は、

 緊張するけど、バーチャルは、こちらの本意が伝わらない場合もある」

 

と。

僕は、そんなに人との関係を構築するのは得意じゃないけど、ちょっとだけアドバイスと思い、こんなことを話しました。

 

「僕もなかなか、すぐに関係性などはつくれないけど、

 でも心掛けているのはただ一つ。リアルに目の前にいる方に、

 今、この時に、偶然でも一緒にいるので、あなたはどんな人か知りたいな。

 だって、せっかくの一期一会なので、あなたの事をちょっとだけでも知って、

 共通する話題で、同じ時間を過ごしたいんです」

 

という話をしました。

そう、ポイントは「僕は○○をしています」ではなく「あなたは何をしている人ですか?」、「何に興味がある人ですか?」というスタンスで、接してみたらどうかな、という話です。

これが正解とは思いませんし、あっているのかどうかわかりませんが、僕なりにできていることは、これぐらいなので(笑)でも、この話をした結果がまた、ジェネレーションギャップ。

じゃあ、それ、どうトレーニングするんですかって(笑)

という事で、バーに連れて行くことにしました。隣に座ったおっさんと、話ができるようになれば、大体のコミュニケーションはとれるようになりますからね!かわりに僕は、instagramでのナンパのやり方を、教えて頂こうと思います(笑)

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木﨑 利長

木﨑 利長

ざっきー
1968年名古屋市生まれ。金融機関に勤務。クライアントの事業価値を向上させる事を目的とし、仕事を通して取り組んでいます。
化学メーカーの住宅部門に約9年。1999年2月生命保険会社に、ライフプランナーとして参画。
具体的には、上場企業を含む約80社の親密取引先のご縁を中心に、生命保険契約をお預かりしており、財務や資金繰りといった経営課題ついての改善や、売上を伸ばすための営業研修など、お客様の事業価値を向上させるための具体的なソリューションを提供し、経営者の弱音をも受け止められる担当者を目指し日々精進中です。
 (※このブログでの意見は全て個人の意見であり所属する団体の意見を代表するものではありません。)

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