TPPのステートメント読みました?未来変わりますよ!

さてTPPについて、マスコミの皆さんは、

あんまり興味がないのでしょうかね?

TBSやテレ朝に関しては、全くのスルー。

 

あのね、

この2つのテレビ局のニュースを見るって、

最近は、ちょいと恥ずかしい状況になりました、、、

残念です。

 

さて、TPPついては、情報がないといっても、

今や、インターネットでWEBはどこのでも閲覧できる時代。

マスコミが伝えてくれないなら、こちらから取りに行けばいい♪

翻訳だって、概略はソフト使えばいいんだしね。

 

だから、伝えます。

 

そう、僕「ざっきー、保険屋、大好きなお客様の事業価向上」が、

今できる範囲で、伝えますね。

 

なぜなら、マジで、未来が変わるからです。

特に国内の製造業や、サービス業など、貿易に関係なさそうな方でも、

未来は激変しますよ!

 

ぶっちゃけ、各種組合も、各種セミナーも、

どこもまだ、何のアナウンスも無さそうですが、、、

 

世界も、環境も「ルールの変更」というのは、

急激な変化のきっかけになります。

 

関係性では、どうにもならない世界の可能性があることは、

リンクを、翻訳すればわかります。

 

なので、僕が解説します。

役不足でです、ご容赦を。

 

12233180_951738698237831_1486389358_n

 

さて、TPPに関しては、アメリカにて、既にステートメントがでています。

 

日本は、マスコミの皆さんが遊んであるのか、

やる気ないのか知りませんが、、、

何も発信しないなら、存在していないのですが、いいのでしょうかね。

伝えるっていう使命を捨てたに等しいのですが。

 

さて、こちらのリンクに、TPPの全概要が、アップされています。

https://medium.com/the-trans-pacific-partnership

 

すでに、オバマ大統領はこの様に、

ホワイトハウス発でメッセージを出しています。

さらにTPPについてはその全容を明らかにしています。

 

まじで、全てを開示しています!

 

これを見ると、同じ貿易協定を決めたはずなのに、

日米で、どうして、こうも違うのかと、思わざるを得ません。

 

正直、我々日本国民には、必要なことは、

何一つ知らされていない!という状況で、愕然とします!

では、オバマ大統領のメッセージの意訳をしてみますね。

 

The Trans-Pacific Partnership(TPP) will change that. It’s the highest standard trade agreement in history.It eliminates 18,000 taxes that various countries put on American goods. That will boost Made-in-America exports abroad while supporting higher-paying jobs right here at home. And that’s going to help our economy grow.

 

(意訳)

TPPは、過去最高の貿易に対する基準(規範)となっています。

これによって、世界中でアメリカの物品に課せられている、18,000もの関税を、

取り払います。

よって、アメリカ製品の輸出を加速し、国内で、より高い賃金を確保することが可能です。

 

I know that past trade agreements haven’t always lived up to the hype. So I want to tell you a little bit about what makes this trade agreement so different, and so important.
The TPP includes the strongest labor standards in history, from requiring a minimum wage and worker safety regulations to prohibiting child labor and forced labor. It also includes the strongest environmental commitments in history, requiring countries in one of the most biologically diverse areas on Earth to crack down on illegal wildlife trafficking, illegal logging, and illegal fishing. These standards are at the core of the agreement and are fully enforceable? which means we can bring trade sanctions against countries that don’t step up their game.

 

(意訳)

これまでの、いわゆる貿易協定と、何が違うのかです。

TPPは過去最強の労働規範を設けており、それは最低賃金、労働者の安全問題、

さらには幼児や未成年労働、強制労働などにまで及んでいます。

さらに過去に例を見ない環境問題へのコミットメントを課しており、

不法な自然破壊、乱獲などを禁止するものです。

これらの規範の順守については強制力があり、これらのルールを守らない国には

制裁を加えることもできるのです。

 

In other words, the TPP means that America will write the rules of the road in the 21st century. When it comes to Asia, one of the world’s fastest-growing regions, the rulebook is up for grabs. And if we don’t pass this agreement?–?if America doesn’t write those rules?–?then countries like China will. And that would only threaten American jobs and workers and undermine American leadership around the world.

 

(意訳)

言い換えると、TPPとはアメリカこそが、21世紀における貿易のルールを、

決めることを意味しています。

世界で最も早く、成長をしている地域であるアジアについて言えば、

ルールは誰にでも規定されうる状態で、もしわれわれアメリカが動かなければ、

例えば中国のような国が、それをやることになるでしょう。

そうなれば、それはアメリカ人の雇用や労働者への脅威となるだけではなく、

世界中でのアメリカの指導力を損なうことになるのです。

 

I know that if you take a look at what’s actually in the TPP, you will see that this is, in fact, a new type of trade deal that puts American workers first.
Take a look. Then make up your mind. – President Barack Obama

 

(意訳)

私は、このTPPにある内容を見てもらえば、

皆さんが、これがアメリカ国民にとって、初めて取り上げる新しいタイプの

貿易協定ということがお分かり頂けると確信しております。

お読みいただいて、決定を下してください。 バラク・オバマ大統領

 

 

まあ、ざっとした訳ですが、どですか?

印象かわりませんか?

こんなこと、ニュースや、記事で書かれていますか?

 

日本の官邸は全文は出していませんし、

何が重要で、どういう点を国民に理解してほしい、

などいうメッセージは一つも書いていません。

お前ら知らんでいいわ、という感じがします。

 

因みに日本の官邸HPによるTPPの概要

http://www.cas.go.jp/jp/tpp/pdf/2015/10/151005_tpp_Summary.pdf

 

枚数あるけど、内容はどうなのか、って話です。

 

もしかすると、TPPの全貌を理解するためには、

ホワイトハウスが出している英文を見るほうが早いのかも。

 

こんな状況で、適当なコメンテーターに話をさせますので、

本当に馬鹿にされているというか、見下されているというか、

悲しいです、けど、これが現実です。

 

あくまでも、僕の意見ですが、

 

TPPって、

単なるフリートレード(関税障壁の撤廃)などというものではなく、

今まで通商上なかった概念、

現在地や、製造物責任、それに関わる労働力の問題や、環境問題や、知的所有権など、

幅広く、各国ごとの習慣や特殊性を排除し、新たにアメリカ主導で、ルールを制定すると

現オバマアメリカ大統領は、この様に提示し、掲げている訳です。

 

結構、やばいっすよこれ。

めっちゃ、アメリカという覇権国家の論理ですし。

 

まじで、これが実施されたら、製造現場をTPP域内で持っているところとか、

超やばいし、

別に通商に関係なくても、日本の今までのルールじゃ通用しないので、

国内法すら変更せざるを得ない可能性が、迫ってくる事を知ってくださいね。

 

今後、こんな大きな波がやってくる。

 

さて、できるところから、取り掛かりませんか?

少しでも準備しませんか、少しでも、昨日と違う未来に、

角度をつけませんか?

 

まずは、現状を分析し、問題の抽出を行い、対策をたて実行する。

スピードも大事なので、お手伝いしますよ。

 

The following two tabs change content below.
木﨑 利長

木﨑 利長

ざっきー
1968年名古屋市生まれ。金融機関に勤務。クライアントの事業価値を向上させる事を目的とし、仕事を通して取り組んでいます。
化学メーカーの住宅部門に約9年。1999年2月生命保険会社に、ライフプランナーとして参画。
具体的には、上場企業を含む約80社の親密取引先のご縁を中心に、生命保険契約をお預かりしており、財務や資金繰りといった経営課題ついての改善や、売上を伸ばすための営業研修など、お客様の事業価値を向上させるための具体的なソリューションを提供し、経営者の弱音をも受け止められる担当者を目指し日々精進中です。
 (※このブログでの意見は全て個人の意見であり所属する団体の意見を代表するものではありません。)

記事を気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket