欧州での3つの羽ばたきと、バタフライエフェクト

世の中には、とっても博識な方がいらっしゃって、

古代ギリシャから、ローマ崩壊までの世界史について、

詳細な知識と、大胆な解釈、

そして、現代との共通点と、歴史から学ぶ示唆を、

教えてもらえる方がいます。

 

僕よりもかなり年上の友人です。

 

その方との、出会ったお店で、止まり木しながら、

教えていただいた話があります。

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では、まずは小話から(笑)

早よ行かんかい、と言われても、伝えたい事を書きたいので、

 

そうそう、自己紹介しなきゃ、

中小企業の経営者の良き助言者となり、経営者の事業価値の向上に貢献し、

強いては、全企業の約9割を占める、中小企業の成長と継続を支える事で、

従業員の雇用を守り、生活を安定させる事で、経済を元気にしたい保険屋の木崎利長(ざっきー)です。

 

では、

「サムアップ」から。

 

僕の主観ですが、女子の「Vサイン」は好きですが、

男子の「Vサイン」は、あれれ、って思います(すみません、主観です 笑)

 

で、

自分が写る時は「サムアップ」が多いんですね。

 

その友人と話をしていた時に、SNSの写真を見せていたところ、

他の方の写真でも、結構な割合で「サムアップ」が多く、

その友人曰く、

「笑いながら、殺し合っている、現代そのものですね」と。

 

???

 

何の事か判らないので、

聞いてみましたところ、

 

コロッセオなどで、ローマ市民層を現実の問題から目をそらし、

奴隷通しの戦いという刺激を提供して、享楽と欲望で、

統治するしかなくなってきた、ローマ帝国が崩壊を始めた頃のこと。

 

見世物という名の戦いが終わった後、

さらに、その奴隷を生かすか、殺すかの儀式があったと。

その時に、時の皇帝が、示したサインが「サムアップ」

 

「サムアップ」をした時の親指が、上に向きますが、

これは剣を、奴隷の喉に突き上げろ、つまり、殺せの合図。

 

逆に、親指を下に下げるのは、剣を下げよ、という意味で、

戦った奴隷に対しての敬意を表し、生きよの合図。

 

との事、ね!

ビックリです。

 

でも、この作法は、ハリウッドで映画が製作されるようになり、

本来はチェックしなければならなかったはずが、、、

検証チェックが、なぜか漏れてしまい(笑)

堂々と「サムアップ」されるようになったのだと。

 

知らんがな、そんな事(笑)

 

そうか、欧州の映画って、

まあ、ハリウッドテイストではないから、

そもそもブルースウィルスさんとか、シュワルツネッガーさんとかが、

「サムアップ」する映画なんぞ、作んないけど(笑)

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【かものはしかも©サンエックス】

かものはしちゃんも「グッ」てしてますが、

おろろ。

でも、好き〜

 

これって、

過去にあったことも、

解釈が変われば、その時代の認識になる訳です。

 

これって、

自分の凝り固まった価値観のままでいると、

周りや環境が大きく変わっていて、

置いてかれる可能性も示唆しているんですよね。

 

できればなんですが、

どこかで起きた、小さな変化や、

思い込んでいた、常識の違いなど、

何か、とるに足らない情報でも、

もしかしたら、僕たちの生活や、仕事に、

大きな影響を及ぼすかもしれません。

 

だから、

僕は、マクロ経済の記事を書いています。

マクロは必ず、ミクロに反映するからです。

 

関係ないと思われる事柄から興味を持つ事や、

そんなの常識だよ、を疑う事も、

リスクヘッジだと思うんですね。

 

バタフライエフェクトという、

ことわざがあります。

日本では、風が吹くと桶屋がもうかるですかね。

 

ほんの些細な事が、

徐々にとんでもない大きな現の引き金に繋がるかも、

という考え方です。

ある場所での蝶の羽ばたきが、はるか遠くの場所の天気を左右する可能性は、

風や波などの不確定要素と、組み合わせが無限であり、否定するのは難しい。

だから、ブラジルでの蝶の羽ばたきが、テキサスにトルネードを起こす要因に、

繋がらないと否定する事ができない。

これが、バタフライエフェクトです。

そして、これが示唆しているのは、

「どんなに初期の誤差が小さくても、時間の経過や、組み合わせによって、

 大きな影響が現れて、どんな未来が来るのかは、誰にもわからない」

という意味でもあります。

 

その方との会話の中で、

今、欧州で起きている、

3つの羽ばたき(リスク)に話になりました。

1)シリア、アフガニスタン、ナイジェリアなどの難民

2)フォルクスワーゲン問題

3)スペイン、カタルーニャ州独立問題

 

です。

 

1)に関しては、人権というヨーロッパ、特にEU設立の理念に関わる問題です。

また、見方を変えると、難民のなった方々の、生活費など、長期化した場合に、

なんらかの形で欧州各国が負担するコストが発生します。

しかも、一番大事なのは、そのコストが、現時点では算出不可能という事です。

そう、これから、どれぐらいかかるのか、わかんないですよね。

 

2)に関しては、自動車業界の方に聞いたフォルクスワーゲン(VW)の問題の本質、

これ、相当悪質だそうです。北米でのトヨタの問題とは、本質が違うそうです。

リコールにかかる費用が、3兆円とか、そいうい問題ではなく、、、

VWというブランドの毀損、それだけでなく、GDPに占める輸出の割合が40%以上、

その20%が自動車関連、しかも、VWグループで、世界で60万人の雇用があり、

関連会社を含めると、ドイツ自動車業界としての影響は、計り知れないですよね。

そう、これから、どれぐらいかかるのか、わかんないですよね。

 

3)それと、欧州ってのは、ローマ帝国によって一つになった事はありますが、

それ以外は、分裂と、対立の歴史であり、2回の世界大戦を経て、二度と、

対立をしないように考え出された欧州の人々の知恵がEUですよね。

でも、先月、スペインのカタルーニャ州で、独立支持派が過半数を握った、

という事がありました。

UKでも、スコットランドの独立問題があり、きわどい事になっていますよね。

また、各国で、民族主義の台頭があり、新しくて古くからの問題とも言える、

欧州内でのエリア独立という、混乱と、ともすれば紛争の芽となる可能性がある訳です。

そう、これから、どれぐらいかかるのか、わかんないですよね。

 

ね、「これから、どれぐらいのリスクがあるかわからない」んですね。

 

つまり、リーマンショックの時、

何が問題だったのかというと、

「リスクがどこまで広がるのか、わからないこと」

が、問題だったんですね。

 

市場(マーケット)というのは、リスク(不確実性)を感じると、

それを吸収できるだけのリスクを織り込むので、

売買価格が、下落したり、上昇したりする訳ですよね。

 

でも、そのリスクの範囲が見えないと、どうなるのでしょうか?

そんな、羽ばたき(リスク)が、欧州には3つある!という事です。

 

欧州の代表的な通貨は、何でしょう?

そう、ユーロです。

 

ここから先は、僕の私見ですが、ユーロの価値が下がるとすると、

何が起こるのかを想像して、動く事も必要かなと。

 

未来を仮説立てて考えることは、あまりにも不確実性を構成する

要素が多いので、無駄かもしれません。

でも、ある程度の予想をする事で、事前に、少しづつ、行動する事は、

行ってもいいのでは、と思います。

 

仮説で全てを見通せなくても、変化に対して敏速に反応する事で、

少しでも早く、リスク回避をする事ができるかもしれません。

 

その、トレーニング方法が、小さな仮説を立て、検証し、対処する。

これも一つのやり方なんじゃないかなと。

 

「現状を疑い、常識を疑う、

 でも、その前に、歴史を学ぶと、

 そこには、いろんな回答がある」

 

と友人は言いました。

 

また「ローマ人の物語」から、読み直してみようかな♪

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木﨑 利長

木﨑 利長

ざっきー
1968年名古屋市生まれ。金融機関に勤務。クライアントの事業価値を向上させる事を目的とし、仕事を通して取り組んでいます。
化学メーカーの住宅部門に約9年。1999年2月生命保険会社に、ライフプランナーとして参画。
具体的には、上場企業を含む約80社の親密取引先のご縁を中心に、生命保険契約をお預かりしており、財務や資金繰りといった経営課題ついての改善や、売上を伸ばすための営業研修など、お客様の事業価値を向上させるための具体的なソリューションを提供し、経営者の弱音をも受け止められる担当者を目指し日々精進中です。
 (※このブログでの意見は全て個人の意見であり所属する団体の意見を代表するものではありません。)

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