Microsoftってどう思います?僕はこう見ます!

新年が明けてから、世界同時株安が進行中です。

まだ、バーゲンセールまでは行きませんが、買い付けできるチャンスかも?しれません。

僕はざっきー、自分の金融資産ポートフォリオのうち一定金額は、いつでも動かせるようにしています。

特に、キャッシュ(現金)のポジションは、昨年の秋ぐらいに作っております。

 

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なぜって?

 

僕自身は、仕事を通して色んな方と話をしますが、

そこでの会話の中に、ファイナンス関係ではない方から、

 

「今、不動産買い時だよね」

 

とか、

 

「今、東証いいよね」

 

って話がではじめると、、、

 

実は、運用している資産の過半を、キャッシュ(現金)のポジションに移します(笑)

戻さないで、ずーっとそのままの部分も、もちろんありますけどね。

 

簡単にいうと、利益確定して、

税金払って、キャッシュにして、

流動性を高め、機動性も高める訳です。

 

そう、流動性を確保しながら、次のチャンスを、じっくり待つ訳です。

 

ここ最近の東証という市場は、参加者の少ない、官製市場ですので、

そこでの個別銘柄については、あまり積極的に考えてはいません。

 

でも、利上げも始まり、景気回復が感じられるアメリカの市場については、

米ドル建てという点からも、興味があります。

 

そんなこともあり、僕自身は、以前からスクリーニングをしています。

そう、いつか起きるバーゲンセールに向けてです。

 

 

その中で、以前にもブログに書いたかもしれませんが、

Microsoftという会社がありまして、

まあ、そこそこの配当利回り、キャッシュリッチな会社ですが、

適切な財務オペレーションをされていて、

それでもって優良企業であることは、疑いようがありません。

 

会社で使っているPCや、タブレット。皆さん全部、Appleですか?

よーく、考えてくださいね。

 

そんな中、風邪を拗らせてた週末にも、PCをいじっていて、

こんな記事を見つけました。

Windows Phone のシェアが低くても、深刻な問題にならない理由とは?

(なんちゃって翻訳、ってか意訳)

Microsoft CEO である Stataya Nadella は、

同社のモバイル OS のシェアが、

グローバルで1.7%に過ぎないことについて、

さしたる問題になっていないという認識を示している。

マーケット・シェアだけで成功を測ることは、

Microsoft 自体の判断を誤らせることになる。

なぜなら、今の世界でのデバイスのあり方が以前から変わってきている。

俯瞰して考えてみればわかるけど、

今の時代は、すべてのデバイスが Node(繋がり) として機能をしており、

時には、すべての Microsoft デバイスが、

ユーザーによって使用されるだろうし、

時には、Microsoft デバイスは1つか2つであり、

他のプラットフォームも使用される、

そんなケースもありえる。

従って、Nodeを可能にすることが、最も大切なことであって、

それが人々から選ばれる理由になる、と指摘。

要は、たとえ、Windows Phone が使用されないとしても、

Windows 10や、Xbox、Office が使用されるなら、

そこに Windows Phone を促進する理由があるという論理だし、

それら、ずべては1つのものであり、同じものだ、

という捉え方をしている訳ですね。

そして、まとめとして、すべてのデバイスを横断して

使用できるようにすることを、

完全にできるように目指していきたい。

 

そう、OSというか、インフラとして存在するMicrosoft の強みってのを、

生かす戦略なんだなと思った訳です。

 

何かね、OSってのをこんな風に考えると、この意味がわかりやすいかも。

 

つまり、

Windows Office を売るための OSで、

iOS はデバイスを売るための OS で、

Android は広告を売るための OSという感じで捉えると、

各社の戦略の特徴が、わかりやすくなりませんか?

 

そもそも、スマフォというデバイスは、

従来であれば、製品とサービスがパッケージされたものを、

利用者の財布から、金銭をだして交換した訳ですが、

ここに、第三者の財布から「広告費」を引き出して充当するという、

今までには考えられなかった、Android が登場したことで、

デバイスの価値というものは、大きく変わっちゃったんじゃないでしょうか。

 

それをじっと観察していたMicrosoft は、

Android はケンカする相手ではなく(まあ、iOS も同じく)利用すべき相手なのだ。

という戦略なんじゃないかなって思うんです。

 

なんか、そんな、Microsoft の変身ぶりが、このインダビュー記事に、

現れていると思えるのです。

 

実は、僕の会社も会社のタブレットは、Windows 10、

僕の個人携帯のAndroid にも連携するし、iOS もね!

 

それに、こんな記事も、ググったら出てきました。

 

AIA(保険会社)が、Office 365 と Azure を大量購入

 

まあ、これって、どう考えても Windows Phone が、

ひとつの Node として機能していると考えるべきで、

iPhone 一本足の Apple よりも、

もしかしたら、Microsoft は、これからかもしれません!

 

なんか、調べてみると、以前のイメージから、世界はもっと早く進んでいて、

気づいたら、こんなことになってんの!

ってことになりたくないなぁ。

 

もう、商品そのもののマーケティングじゃなくて、

どこから収益をあげるのか、何を提供するのか、

一筋縄ではいかない時代になったのかもしれませんね。

 

風邪で、ぜいぜい言いながら、こうゆう流れを理解していないと、

本当に、おいてかれるな、と思った新年早々の連休でした。

 

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木﨑 利長

木﨑 利長

ざっきー
1968年名古屋市生まれ。金融機関に勤務。クライアントの事業価値を向上させる事を目的とし、仕事を通して取り組んでいます。
化学メーカーの住宅部門に約9年。1999年2月生命保険会社に、ライフプランナーとして参画。
具体的には、上場企業を含む約80社の親密取引先のご縁を中心に、生命保険契約をお預かりしており、財務や資金繰りといった経営課題ついての改善や、売上を伸ばすための営業研修など、お客様の事業価値を向上させるための具体的なソリューションを提供し、経営者の弱音をも受け止められる担当者を目指し日々精進中です。
 (※このブログでの意見は全て個人の意見であり所属する団体の意見を代表するものではありません。)

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