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「京都人の密かな愉しみ」というTV番組をご存知ですか?

公開日: : 今なにしてる?(エッセイ), 映像

夏本番になった今週、仕事と合わせ自費での研修などが入り、ちょいとオーバーワーク気味…いかに体力が衰えているのか、まじまじと感じる一週間でした。

少しづつでも、基礎体力の再構築と、体調確保を努力しないといかんですね、本当に反省。とはいえ、そのモチベーションをどうするのか、まだまだ覚悟が足らんのかもしれません。

昨日は71年前に、広島に原爆が落とされた日です。

僕の父の誕生日です。その父も既に亡くなっていますが、まあ、人は必ず亡くなるものです。

それは、生を全うした上なのか、どうなのかは、本人以外は多分わかりません。不条理に亡くなってしまう現実もあるのだけれど、それを認識できるのは本人だけなのだから、もっと貪欲にならなきゃな、って思ったりします。

ちょっと反省しながら、休日向けのブログでございます。

 

 

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「京都人の密かな愉しみ」をご覧になられましたか?

 

さて、NHKのBSプレミアムで放送されている「京都人の密かな愉しみ」という番組をご存知でしょうか?

作品全体の演出と脚本を、源孝志さん(「大停電の夜に」という僕の大好きな映画の監督でもあります)が担当されていまして、番組の構成としては、団時朗さん演じる英国人の社会学者のヒースロー教授と、常盤貴子さん演じる老舗の和菓子屋の若女将を中心にしたメインドラマの中に、ミニドラマや、美山荘が実家の料理家大原千鶴さんによる料理コーナーもあったりするのですが、これが重層的に、シームレスにつながっていまして、とても素敵な番組です。

本当に、とても素敵な番組です。一度、ご覧なってみてくださいね♪

 

こうゆうのを拝見すると、TV番組というのは、まだまだコンテンツとしての凄みをもっていると感じますし、もっと、オンデマンド化していただければ、受信料に依存しなくても、もっと表現の幅が広がるとすら思います。

まあ、権利関係の話がありますが、そんなことゆうとったら、音楽産業が味わったのと同じ道を、映像も通ってしまうかもしれませんね。

そうならないで欲しいけど、Netflixとか、じわってきてるしね。

 

このプログラムは、幾つもの物語があるのですけど、一昨年前に放送された、この「京都人の密かな愉しみ 夏 怪談編」が、僕は大好きなのです。

 

夏ということだったからか「水」がテーマになっていまして、その中のショートドラマが、この怪談編です。

京都って、地下主脈が豊富で、井戸って多いですよね。というか、水のあるところには、必ずお宮がありますね。その風情こそが、生活の中で水というものがいかに大事であったのかを、今更ながら思い出させてくれる要素かもしれません。

 

このショートドラマは、その井戸水にまつわるお話でして、どちらも有名な「鉄輪(かなわ)の井戸」と「天之真名井(あまのまない)」という2つの井戸にまつわる物語です。

 

「鉄輪の井戸」

 

「鉄輪(かなわ)の井戸」というのは、京都に意外に多くある悪縁切りの井戸です。そう、愛憎の果てに人を呪うとかって、さすが日本古来の都なだけあって、いっぱいあるのですね(笑)

この「鉄輪の井戸」ってのは、平安時代に、嫉妬深い奥様がいて、あまりにも亭主の不義に、悲しみのあまり嫉妬しすぎて鬼となり、それを、安倍清明が退治して封じたのが、この「鉄輪の井戸」と言われてるんですね。

その女性が、貴船神社で行ったのが、皆さんも聞いたことのある「丑の刻参り」です。

 

ね、あの蝋燭を頭に鉄の輪で巻いて、五寸釘で藁人形を打ち付けるというアレです!

ね、そんな伝説にも出てくるぐらいの、呪いの後を封じた場なんですな。

こう書くと怖く感じますが、参拝するのは女性で、愛憎に悩み苦しんだりした時に、悪縁を切るために頼る場所なので、ある意味、愛に恋に悩む、女性の味方だったりするんです。

 

「天之真名井」

 

そして、もうひとつの「天之真名井(あめのまない)」ですが、こちらは「市比賣神社(いちひめじんじゃ)」の中にある井戸です。

この「市比賣神社」は、全国でも珍しい女人厄除けの神社で、歴代皇后陛下がご崇敬されたという話もある、格式の高い神社でもあります。

最近は、パワースポットとして京都最強って(ざっきー、こうゆう事よく知ってんのねって、ツッコミはおやめくださいw)言われているのが「市比賣神社」です。

 

まあ、こちらの御祭神が全て女性でして、女性の守り神とされているわけです。

その為、女人厄除け祈祷が有名でして、特に「天之真名井(あめのまない)」の水を飲んでから参拝すると、心からの願いを一つだけ叶えてくれるという心願成就の井戸なんだそうです。

 

どんな話かっていうとね

 

つまり、この話のベースは、2つの井戸にまつわる、女性の二面性の矛盾のお話です。

 

物語はネタバレになりますが、京都で井戸を掘るという家業を継いだ、柄本佑(柄本明さんの息子さんですね)さんが演ずる四代目が、禁忌を犯して、土用の入りには水の工事をしてはいけないのに、自分の都合でしてしまったところから始まります。

そう、禁忌を犯した井戸が「鉄輪の井戸」安倍清明よって封じられていた何者かが、美しい着物姿の女性となって現われます。演ずるのは、中越典子さんです。

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着物も似合うし、小料理屋の女将として、四代目に取り付いていく感じが、とても素敵。

僕、取り憑かれてもいいな(笑)

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一方、四代目に美味しいお茶を淹れてくれる女性事務員がいます。

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彼女がお茶に使う水は、市比賣神社(いちひめじんじゃ)の中にある「天之真名井(あめのまない)」から汲んだ井戸水です。

実は、彼女は「天之真名井」の化身で、10年ほど前に井戸の手入れを熱心にしてくれた四代目のおかげで、今も井戸が枯れずにいることに感謝していて、ずっと陰で見守り続けていたという女性事務員だったのです。

演ずるのは、9(nine)を先日卒業した川島海荷ちゃんで、「天之真井戸」の願掛けである、心からの願いを、一つだけ叶えるということで「鉄輪の井戸」に封じられたいた女将の怨霊から、四代目を救い出します。

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このお話の素敵なところは、「鉄輪の井戸」に封じられた化身も、「天之真名井」の化身も、どちらも一途なんです!、思いの方向が違うだけなんですよね。

女性の味方として悪縁を断ち切る祈願の井戸、女性の味方としてたった一つの心願成就の井戸、どちらも女性を応援しています。僕もそんな、応援ができるようになればいいな。

 

この「京都人の密かな愉しみ」のエンドロールには、武田カオリさんが歌う「京都慕情」が流れますが、これが超いいんです。この番組の世界観を表しているようです。聞いてみてね〜

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木﨑 利長

木﨑 利長

ざっきー
1968年名古屋市生まれ。金融機関に勤務。クライアントの事業価値を向上させる事を目的とし、仕事を通して取り組んでいます。
化学メーカーの住宅部門に約9年。1999年2月生命保険会社に、ライフプランナーとして参画。
具体的には、上場企業を含む約80社の親密取引先のご縁を中心に、生命保険契約をお預かりしており、財務や資金繰りといった経営課題ついての改善や、売上を伸ばすための営業研修など、お客様の事業価値を向上させるための具体的なソリューションを提供し、経営者の弱音をも受け止められる担当者を目指し日々精進中です。
 (※このブログでの意見は全て個人の意見であり所属する団体の意見を代表するものではありません。)

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