止まり木(BARなど)に、ざっきーはどうして行くの?

Facebookでつながっている方は、

既に、ご存知ですが、

僕、よく止まり木しています(笑)

 

多い順で行きますと、

BAR、小料理屋、蕎麦屋、ホテルラウンジ、クラブ↑、クラブ↓

 

えーっと、マイルールがありまして、

「独り飲み」です。

 

ここに載せてないところ、

レストラン、ワインバー、スナック、カラオケ、ダーツバー、キャバクラ、カフェ、、、

こちらは、一人では行きません(笑)

 

さて、いつもと違った書き出しですが、

経営に直結する話です(本当かよ!)。

 

ああ、僕、経営者専門の保険屋、ざっきーです。

料理人でもないし、遊び人でもありません(笑)

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さて、わかりやすい話から行きますね。

僕は、20代のころに、渋谷のBARで、アルバイトをさせて頂いてまして、

なんちゃってバーテンダーだったので、BARが好きなのは事実です。

 

小学生のころから、小説などで読んでいた、

BARという、大人の世界観にあこがれていましたし、

なんか、かっこええじゃないですか(笑)

 

それに、なんちゃってでも、バーテンダーをしていた時に、

かっこよく独り飲みをしてる大人に、何人も出会ったことが、

僕の価値観の一部を、構成してると思います。

 

ある時に、あるお客様に、言われたのです。

「俺はBARで、酒に、金を払っている訳じゃないんだ」

 

えっつ!

じゃあ、何に払ってんの?です。

 

さて、これは、何を意味しているんでしょうか?

 

僕の師匠である、

エクスペリエンスマーケティングを提唱されている、

藤村正宏先生は、こう解説されています。

 

人は、モノそのものがほしいんじゃない、

そのモノを購入することによって、

豊かになったり、安心したり、満たされたりといった、

体験が欲しいのだ。

 

と。

 

昔、僕は、こう考えていました、

「お酒は、そのものを購入さえすればどこでも飲める、

でも、空間や、場所、提供されるサービスや、その雰囲気など、

すべてをひっくるめて、付加価値としてとらえ、

その付加価値分を上乗せして払っているんだ」

と。

 

さも、わかった振りをしておりました。

でもね、たぶん違うんです(笑)

 

もう一度、エクスマの藤村先生の解説にもどります。

 

「人は、モノがほしいんじゃない、、、」

ね、わかります?

 

人は、なんです。

つまり、その人によって、求めているものは違う!

というのでは?というのが、最近の僕の仮説です。

 

えーっと、何が言いたいかっていうとですね。

 

特に、BARとか、小料理屋とか、蕎麦屋で独り飲みって、

100人いたら、100人の違う世界観と、

違う体験を求めてるんじゃないかって事です。

 

ですよね、気を使いますよね、

オーラを感じますから、こうゆうところの、独り飲みって、♪

 

自分の世界観や、自分の体験したいこと、

ってのは大事なんだけど、

同じ空間に「独り」という部分と、別な他人の「独り」といった部分の、

共存する場所だと思うのです。

 

自分が、モノではなく、

お金を多く払ってまで体験をしたいなら、

同じように、

その他の方々の想いも、尊重できたらいいし、

そういったスペシャリティな場を、

作り出してくれるのが、

バーテンダー、という方々かもしれません。

 

あの、これ、僕の妄想ですし、

こうじゃなきゃ、なんて話じゃないっすよ。

 

BARってのは、お酒飲むところだし、

酔いますし、

僕とか知り合いのお店多くて、

バーテンダーに甘えすぎて、

しょっちゅう怒られていますから(笑)

 

だから、反省も、振り返りも、感謝も込めて、

「独り飲み」の空間で、「独り飲み」の他の方を想う、

ってのは、

本当に、自分と向き合えますし、

本当に、他人の優しさにも触れることになります。

 

経営者の皆様は、普段、ご自身が何者かをわかっているところに、

自分の身を置かれていませんか?

 

僕も、自分の事をわかっているところが、そりゃ楽です。

 

でもね、知らないところとか、

こうゆう「独り飲み」の空間とかって、

本当に鍛えられるし、

まったくの他人と関わることで、

いい意味でも、悪い意味でも気付きがあるんすね。

 

で、僕が良く体験する、

最高にいいことがあることを、お伝えしますね。

 

「独り飲み」の空間って、自分の想いと、他人の想いが交差する訳ですが、

上手く、それが、ハーモニーを奏でることがあります。

 

その場合、ほとんどと言っていいぐらい、

バーテンダーの方の奏でる、伴奏の中で起きます。

 

これぞ、インプロビゼーション(即興演奏)の極致といった、

素敵な時間を過ごすことができます!

 

マジで、本当に、ああ、いい夜だったなぁ、明日も頑張るぞー!

って、パワーをいっぱい頂ける時があります。

 

で、これってね、

実は、ビジネスの商談と一緒なんですね(笑)

 

ですよね、本当にお互いの利益になる時の商談って、

めっちゃお互いにノリが良くないですか!

 

そうゆう時って、まるで、自分とお客様の掛け合いが、

ライブのワンシーンのように感じませんか?

 

人生そのもののライブであるなら、

いつも同じ環境や場では、感じられない何かを、

「独り飲み」と、「場を変える」、とうことで、

予行演習できるかもしれません。

 

また、孤独に経営判断をしなければならない経営者の皆さんが、

孤独を予行演習する場としても、

孤独の中で、自分と向き合うししても、

目的は違っても、「独り飲み」という価値観で共通する他人と、

同じ空間と時間を共有することは、とっても面白い、

化学変化を起こすことがあります。

 

仕事でもなく、友人でもない、

「独り飲み」でしか出会えない、

そんな出会いがあるのも事実です。

 

さあ、「独り飲み」で、

知らない自分の引き出しを開けてませんか?

お店までは、僕がエスコートしますから(笑)

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木﨑 利長

木﨑 利長

ざっきー
1968年名古屋市生まれ。金融機関に勤務。クライアントの事業価値を向上させる事を目的とし、仕事を通して取り組んでいます。
化学メーカーの住宅部門に約9年。1999年2月生命保険会社に、ライフプランナーとして参画。
具体的には、上場企業を含む約80社の親密取引先のご縁を中心に、生命保険契約をお預かりしており、財務や資金繰りといった経営課題ついての改善や、売上を伸ばすための営業研修など、お客様の事業価値を向上させるための具体的なソリューションを提供し、経営者の弱音をも受け止められる担当者を目指し日々精進中です。
 (※このブログでの意見は全て個人の意見であり所属する団体の意見を代表するものではありません。)

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