軽減税率導入を薦めた方々を、忘れないでね♪忘れねえ!

週末の金曜日の夜に感じたことですが、

景気、ちょっと陰っていませんか?

何か、夜の街の勢いが、師走前とは思えませんので。

ちょっと、心配です、、、

 

昨日は、

早めに帰宅して、

ボタン付けとか、

しみぬきとかしてたら、

翌日になっていました。

でも、家事好きなんです(笑)

 

週末は、ところどころしか、仕事はないのと、

ブログで伝えたい事は溜まっているので、

書いていきたいと思います。

 

さて、僕は、ざっきー、保険屋さん。

経営者の専門で、事業価値を財務の視点でアップする、

ということをしております。

コンサルできるけど、コンサルフィーはいただきません(笑)

だって、プロの保険屋だから(笑)余分なもので稼ぎません!

なので、信じて、僕に想いをぶつけ、情報を開示してくださいね!

 

「仕事ってやつは、顧客の悩み事を解決するこった」

 

って、教えて頂きました。

ね。

この言葉かっこよくねえっすか。

 

誰が言った言葉ですかって?

 

僕の大好きなお客様に、教えてもらった言葉なんですよ〜

いいでしょ!

 

僕ね、多分、クライアントに、相当大事にされている保険屋さんなんです。

 

たまに、忘れちゃってるんですが、先輩のクレーム処理の対応とか、

なぜか、クレーム対応で同席させられて(笑)

どうやら、人間関係が崩れてしまった場合に、理論的な説明が必要だったりすると、

なあなあな関係というのは、一気に信頼が失われます。

そんな時に、まきこまれやすいんですね、僕(笑)

 

で、そんなっ状況で、罵声を浴びせられると、

「そうだ、僕、こんな扱い、受けたことないや」

って気づくんです!

だから、苦しいけど、その時点で、

その方の苦しみ、悲しみに寄り添おうって思うんです。

 

だって、いつも、僕のクライアントからは、

もらってばっかり、だから。

 

なので、何かを、お返ししたいなって。

まだまだですが、少しづつね。

 

その一つが、ブログです。

 

戯言が多いけど(笑)世間で言われている情報の本質を書きますから、

参考になることがあるといいな♪

 

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さて、消費税は10%に上がる方向で、

政府も、世論も、動いているようですが、

そもそも、この消費税、なぜ、あげるんだったんでしょうか?

 

そう、社会保険制度を維持するためには、財源がないので、

ってことでしたよね。

そう、社会保険料で賄われているはずの、社会保障制度のが、

今のままだと破綻するからですよね。

 

ちょっと、考えてみましょう。

 

財源とはお金ですが、お金がなかったら、どうします?

あのね、「ないなりにやる!」つまり、給付を下げる、

ってのがあるんですが、それ、やってますかね(笑)

 

まあいいや、

 

次に、消費税ですが、

税金って、他にも直接税という取り方がありますよね。

なぜ、消費税、つまり間接税なんでしょうか?

まあ、そこは税制に詳しい方に任せますが、

消費税は広く、薄く課税できることがポイントです。

 

あのね、シンプルな構造ですから、

直接税のように複雑な確定申告や、年末調整ということまでして、

個別に検証しなくても、商品・サービスの時点で、

一定の割合で課税できるところがポイントですよね。

 

そう、社会保険制度は国民みんなのものですから、

みんなで広く、というのはあるのかもしれません。

 

でもね、それは、富むものも、貧しいものも、一律ということですから、

税の平等という側面から考えると、「逆進性が高い」

といわれています。

 

そう、例えば人は、1日何食たべますか?

これって、単価の差こそあれ、富んでいる人も3食が限度です(笑)

よく考えると、直接税のように一定の期間の稼ぎに対して課税するのではなく、

一律に課税をする方が平等に見えますが、

実態は間接税の方が、お金持ちには優遇です。

 

ですから、税の公平という立場からすると、直接税が中心となりますし、

二重課税にあたる法人税は下げ、個人の所得税と、資産税、

そして相続税をアップすることが、

税の公平性と、所得の再分配の観点からは正しいとされています。

 

ただし、政治的に実行することは、とっても難しいですけどね。

選挙では応援されないし、

そもそも所得や資産の大きな方の政治への影響は大きいしね。

実際、r > g は、これも要因の一つとされています。

 

だから、間接税という、一見、平等に、公平に見えやすい、

消費税を使ってきたわけです。

で、その中で、さらに税率を上げるに対して、

軽減税率というものが出てきました。

 

これ、応援しているのは、

公明党と、業界丸ごと軽減税率にしたい新聞ですね。

それと、世論です。

 

軽減税率で下がったとしても、本税を今後、上げるためには、

政治は努力をしなくても、

あるいは徴税に関わる方々は有利なのとは、考えられませんか?

 

そう、簡単に20%とかに本税をあげても、

どれそれは、軽減税率で据え置きますから、

ご心配なく!って言われるわけです。

目先の利益で、本質的な利益を失う、典型例

ですよ、これ。

 

軽減税率の問題は、他にも、

1)どれを軽減して、どれをしない、という時点で公平でもなんでもないこと

2)その線引きが、本当にできるのかってこと

3)結局、食品とか、日常品って言っても、それは金持ちが最も軽減されるってこと

4)さらに、2つの税率って、実務が増えるという事は、コストが増えるということ

5)消費税はあらゆる業種、業態に影響ができるので、中小零細ほど影響すること

というのがあります。

で、ここがポイントですが、

軽減税率を行うためには「インボイス」という、

それぞれの仕入品に本体と、税率を明記する事が必要になってきます。

 

今までの一律であれば、そんな面倒なものはなくても、

最終消費や売上に、ざっくりかければいい訳ですが、

税率が違うのであれば、仕入段階の税率を、

物品・サービスごとにチェックしなければなりません。

 

これ、手でやれないですよね、

これ、業務が増えますよね、

これ、誰がやるんですかね、

 

インボイスが導入されると、価格に対しての税率が明確になるので、

下請けに対しての、消費税アップ時の不当値下げとかは、

できなくなる側面もありますし、

そもそも中小零細事業者を対象に、免税事業者となっている方も、

仕入時の税の相殺が、きちんとできるのであれば、

もしかしたら現時点で益税であっても、免税事業者やめて、

って選択も出てくるかもしれません。

 

でも、これ、システム投資がマストですけど、、、

 

それに、マイナンバー、届きましたよね。

 

これ、どこまで使われるのかは、ちょっと不安ですけど、

あきらかに課税の側面では、確実に捕捉される事になる訳です。

で、インボイス導入で、免税事業者も減って、捕捉できてって、、、

 

世論も、公明党も、新聞も本当に理解していますかね(笑)

 

間違いなく言えるのは、軽減導入は、

将来へのさらなる税率アップへの誘い水になるし、

そもそも、消費税アップで景気が冷えるのに、

余分な投資と、手間がかかるのです。

 

さて、これがわかっているなら、準備できますよね。

 

そうそう、これでSierの方とか儲かるとは思いますので、

僕のクライアントに聞いてみたのですが、

「一過性の需要は、SEの需給バランスを崩し、良いことはない。

本来、システムとは、売上や利益貢献のためなのに、人材難になりかねない」

と、案外、問題意識を持たれているところも多いのです。

 

結局、なんとなく「減税」っぽければ、世論はよくて、

一定の支持団体のある、公明党もよくて、

新聞は自らの業界が軽減税率になればいいというのは、

これこそ、自分勝手すぎないかなって、思うんですね。

 

社会に関わる限り、相応の負担は必要です。

で、人のやることですから、いびつにはなります。

だからこそ、自分を大事にする以上に、

周りや、未来のことも、ちょっと考えることも大事じゃないかな。

 

ちなみに、僕、軽減税率が導入されると、

多分利益を受けることになります。

だって、家事と、料理と、外食って、軽減税率を受益分野ですから(笑)

流れは軽減税率導入ですが、簿記は大反対です!未来のためにはね!

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木﨑 利長

木﨑 利長

ざっきー
1968年名古屋市生まれ。金融機関に勤務。クライアントの事業価値を向上させる事を目的とし、仕事を通して取り組んでいます。
化学メーカーの住宅部門に約9年。1999年2月生命保険会社に、ライフプランナーとして参画。
具体的には、上場企業を含む約80社の親密取引先のご縁を中心に、生命保険契約をお預かりしており、財務や資金繰りといった経営課題ついての改善や、売上を伸ばすための営業研修など、お客様の事業価値を向上させるための具体的なソリューションを提供し、経営者の弱音をも受け止められる担当者を目指し日々精進中です。
 (※このブログでの意見は全て個人の意見であり所属する団体の意見を代表するものではありません。)

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